内容紹介
1972年、スペイン・マドリッド生まれ。幼いころからバンド・デシネやアニメーションに関心を持つ。18歳のとき、あるアニメーショ ン・スタジオに入り、そこで生涯の友となるフアンホ・ガルニドと知り合う。その後、ガルニドはフランスに向かい、カナレスはスペインに残るが、二人の友情は変わらない。カナレス原作、ガルニド作画のバンド・デシネ『ブラックサッド 黒猫探偵』が発表されるとたちまち大ヒットとなり、以来このシリーズは本作の第6巻まで刊行された。バンド・デシネの原作者としてほかにはガボールが作画担当で、フランス語で刊行された『Les Patriciens (パトリキ)』やホセ=ルイス・ムヌエラが作画担当で、スペイン語 で刊行された『Fraternity(友愛)』がある。
またカナレスはアニメーションのスタジオを立ち上げ、長編アニメの制作やテレビのアニメシリーズなどの制作にも関わっている。2015年にはユーゴ・ プラット原作の伝説的バンド・デシネ『コルト・マルテース』を20 年ぶりに復活させるべく新作の第13巻「真夜中の太陽の下(仮題)」のシナリオ(作画:ルーベン・ペジェヘーロ)を書き、高い評価を得て、引き続き第14巻の「エクアトリア」も手掛ける。2017年には自分のバンド・デシネ作品『Au Fil de l’eau(水の流れに)』を発表した。





