内容紹介
1967年、スペイン・グラナダ生まれ。グラナダの美術学校で学んだ後、マドリッドに移り、あるアニメーション・スタジオでアニメーションの制作に関わる。そこで出会ったのが後に『ブラックサッド』の原作者となるフアン・ディアス・カナレスである。
1993 年にフランスに移住し、モントイユのウォルト・ディズニー・アニ メーション・フランスでアニメーターとしてスタジオが閉鎖されるまで働く。ディズニー・スタジオで関わった仕事としては、『ノー トルダムの鐘』の背景、『ヘラクレス』のハデスのアニメーション、 『ターザン』の豹のサボーとターザンの父の作画がある。2000年に フアン・ディアス・カナレス原作の『ブラックサッド 黒猫探偵』を発表。バンド・デシネの作画家としてほかには、 テレサ・ヴァレロ原作のシリーズ『Sorcelleries(魔法)』(全3巻)がある。また二人の原作者(スタルネルとボワスリー)と三人の作画家 (シャニョー:未来編担当、ブルニュ:現在編担当、ロラン:過去 担当)との共作作品『Voyageur(時の旅人)』ではシリーズを通して 表紙の作画を担当し、またその総括編である第13巻ではシナリオにも携わり、作画を担当している。
『ブラックサッド』シリーズはアングレーム国際漫画祭で、『ブラックサッド 極北の国』が2004年、 読者賞と最優秀作画賞を受賞、2006年に最優秀シリーズ賞を受賞している。2013年、『ブラックサッド 地獄と沈黙』がアメリカのアイズナー賞最優秀作画賞と最優秀国際作品賞を受賞。2015年、『ブラックサッド アマリロ』がアメリカのアイズナー賞国際作品賞を受賞。2019年にはアラン・エロルのシナリオで『Les Indes fourbes』を発表した。





