ラパス 血族の王国(1)

原題:
Rapaces Vol.1
著者:
ジャン・デュフォー エンリコ・マリーニ
翻訳者:
山本ゆうじ
本体価格:
600+税
発売日:
2016/05/14
版型:
57ページ
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内容紹介

元祖にして本場・ヨーロッパの吸血鬼の雄叫びを聞け! 舞台は現代のニューヨークで幕を開ける。女警部補 ヴィッキー・レノーアは、屈強な部下スピアッジとともに奇妙な連続殺人事件を捜査していた。被害者たちには、耳の後ろに水疱を持つという共通点があった。 そして現場に残された謎の言葉「お前たちの王国は滅ぶ」の意味とは?

やがて、人間界に深く食い込み世界を裏で支配する、太古より築き上げられてきた不死 の吸血者王国の存在が浮上する。そしてその旧体制の、人間への同化を許し難い堕落とみなす反逆の吸血者兄妹・カールとカミーラの熾烈な戦いに、レノーアた ちは巻き込まれてゆく。

著者紹介

原作

ジャン・デュフォーJean DUFAUX

1949年、ベルギー生まれ。当初はジャーナリストとして働く。1980年頃から、さまざまな作画家と組み、Jessica Blandy、Les Rochester、Monsieur Noirをはじめ、約40作品を制作。作品は十数カ国語に翻訳されている。ヨーロッパで20以上の賞を受賞。
複雑な心理描写の巧みさは、歴史ものから現代ものまで、さまざまなジャンルの作品で遺憾なく発揮されている。

作画

エンリコ・マリーニEnrico MARINI

1969年、スイス生まれ。幼少時から日本のアニメに親しみ、宮崎駿『カリオストロの城』、ヘルマン・ヒュッペン、メビウス、大友克洋らの影響も受ける。
やがてUn Dossier d’Olivier Varese(『オリヴィエ・ヴァレーズの事件簿』)がシリーズ化。その後、ウェスタンものL’Étoile du Désert(『砂漠の星』)で新境地を開き、洗練され写実的な独自の画風を確立。その後、ヨーロッパを舞台にした冒険ものScorpion(『スコルピオン』)のシリーズ、そして本作『ラパス』を制作。

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